老若男女から愛され、憧れの存在であり好印象のプロである「キャスター」。
そんな好感度の高い方々をお招きしてCELFORDの新作を着用いただきながら、
全方位から好かれる服の選び方やヘアメイク、
人との接し方などをお話しいただく連載・枡田絵理奈さんの<後編>。
好印象を持たれるカジュアル服の選び方や髪型、仕事の時持ち歩く「三種の神器」、
アナウンサーになれる必須要素などをお話しいただきました。
カジュアルめな服の時の選び方
「全体が重くなりそうな時は肌見せや
透け感をプラス」
肌の露出は「しすぎ」はNGですが「しなさ過ぎ」も全体が重くなって良くないんです。
なので季節関係なく、首、腕、背中、脚のどこか1箇所は必ず出すようにしたり、袖がシースルーになったものを選んだりと、常に「軽やかさ」や「抜け感」を出す工夫をしています
ちらりと肩先の肌が覗くようにカットされたニットとタフタ素材のドッキングワンピース。ウエストリボンは前後どちらでも結べ、後ろのウエスト部分はシャーリングになっているので見た目以上にリラックス感のある着心地です。
「少し“スキがある感じ“も大切なポイント」
カジュアルな時の服は「流行」と「ベーシック」、
「親しみやすさ」と少しの「遊び心」このちょうどいいさじ加減が大切。
真面目過ぎてもつまらないので、
見る人にも楽しんでもらえるようなトレンドを盛り込みながら
「スキがちょっとある感じ」を常に心がけて服選びをしています
スタイル良く見えるバランスで作られたニットベストとブラウスのコンビトップスに、美脚パンツを合わせた軽やかなコーデ。手洗いもできる万能パンツは映えトップスと相性がよく、普段スカートの多いフェミニン派にもオススメ。
好感を持たれる髪型&ヘアアレンジ
「ふわっとしていても邪魔にならない髪型」
髪型もあまりきっちりし過ぎるのは好きではないので、
ゆるっとしたアップヘアにすることが多いです。
ただし、崩れ過ぎるとだらしない印象になるので、
前髪が目にかかったり顔周りの毛がお辞儀をする時に
リップグロスにペタッとくっつくことがないよう、
ぱっと見はふんわりしていても、
実はしっかりピンで固定したりスプレーで固めていたりします。
髪を下ろす時も、細かい毛が落ちてこないように
気をつけています
デコルテを上品に美しく見せてくれる スクエアネックのプルオーバー。 袖はハリ感のある素材を使い、 トレンドのパワショルデザインに仕上げています。前後2wayで着用でき、自宅での手洗いも可能。
キャスターの仕事での3種の神器
「ノートPC、なんでも書き込むノート&ペン、秒針のある時計」
ノートパソコンは、仕事で調べ物をするために持ち歩いています。
本当はスマホでも検索はできるのですが、
相手に「この人は仕事中に携帯をいじってるのかな?」と不安を抱かせるのが嫌で
仕事の時はあえてパソコンで調べるようにしているんです。
ノートは気づいたことをなんでも書き込む用に、
ペンの色で内容がわかるように書き分けています。
スポーツの試合のオリジナルデータから株のこと、
その日の仕事の反省点などなど。
時計は秒針のあるものを必ず身に付けるようにしています。
アナウンサーにとって、時間は命なので。
よく学生の方などに、
「どんな人がアナウンサーになれますか?」と聞かれることがありますが、
性格や興味はみんな色々。
共通していることはとにかく体力がある、
そしてメンタル強めなことでしょうか(笑)。
枡田絵理奈 ますだえりな
1985年12月25日生まれ。
2008年にTBSに入社。
2009年より料理番組「チューボーですよ!」の5代目アシスタントを務める。
「スーパーサッカーJ」、「ひるおび」、「クイズタレント名鑑」など
様々なジャンルの番組に出演。
2015年にTBSを退社後、フリーアナウンサーとして3人の子育てをしながら
テレビ、ラジオ、雑誌などで活躍中。
第3回は、素敵な笑顔で視聴者を魅了し続ける
才色兼備なリサ・ステッグマイヤーさん。
お楽しみに!
(10.5公開)
- STAFF -
Photograper : Shusei Arima(MOUSTACHE)
Hair&Make : Masaaki Fukugawa
Writer : Yuko Aoyama(White Agency)
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